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2026年8月24日 (月)

大阪「西淡路」の歴史を歩く ②

 大阪市設「国次(くにつぐ)霊園」をかすめて、次に向かったのは、「高射砲台跡」でしたが、
既に解体されて、更地(道路予定地?)になっていました。大阪市内の防空を目的に、昭和20
(1945)年までに6基建設され、令和6(2024)年まで、その指揮所の遺構が残っていたそうな。

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 「西淡路」は、昭和33(1958)年まで「国次町」と云ってました。戦乱の京から移り住んで、さっ
きの「須賀神社」を一族の鎮守として創建した刀工、来国次(らい くにつぐ)に由来します。

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 東海道新幹線の高架の近くに戻ると、「中島大水道碑」と「新太郎松樋の碑」がありました。
それは、江戸時代前期の延宝6(1678)年、摂津国 北中島地域(東淀川区・淀川区・西淀川区)
22ヶ村の農民らが、悪水(下水)と滞留水を海に流すために、自力で開いた一大排水路です。


Pic_process    このあたりは、淀川・神崎川・中津川に囲まれた
   低湿地で、古代から水害に悩まされ、悪水抜きの
   大水道はぜひとも必要であった。村々は団結して
   幕府負担による「公儀普請」を嘆願したが叶わず、
   「百姓普請」を前提とした開削が許可された。
    しかし、延宝年間の悪水による不作に苦しんで
   いたことから、「せめて幾ばくかの補助を」と願い
   でたところ、幕府はその許可を知り消してしまった。

    庄屋たちは、資金約2,000両を募り、この付近か
   ら此花区伝法5まで、幅平均22m、全長9.5kmもの
   大水路を僅か50日で完成させたと云う。
    許可を得ずに工事を強行したことから出頭を命じ
   られた庄屋3人が江戸に向って抗議の自決をした
   のち、幕府も補助金を出し、2年かけて中島大水道
   を完成させた由。この大水路は明治32(1899)年の
   淀川改修まで立派に機能し続けたそうです。
   (左図は、西淀川区HPより借用)

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 この辺りでは、東海道新幹線が「中島大水道」の跡をなぞっていて、「新太郎松樋」が残されて
いるあたりが、その出発点であったようです。 

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 「永春寺」は、京から移住した刀工、来(らい)一族の住居があったと云うところ。一族の石廟
と空井戸が残されていました。今も後裔氏人による祭祀が続けられている模様。

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 少し歩いたさきに坐す「中島惣社」は、近隣にあった8社を合祀した神社です。中島郷48ヶ村
の親宮で、白雉2(651)年の創建と伝わる。なぜか、向きがヘンな鳥居が残っていたりします。
また、一番奥の、本殿に近い鳥居が、ちょっと変わった様式のものでした。

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 立派な塀に囲まれた、ここは「崇(そう)禅寺」。なんと門前に「県庁所在地跡」の石標があり
ました。明治初期、ここに「摂津県」の県庁が置かれた時期があるんやそうな。
 
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 整備工事中の境内を、新築なった本堂の前をすり抜けて北隅の納骨堂?へ進みます。そこに
あるのは、何やら仇を討とうとして返り討ちにあった遠城兄弟の墓らしい。細川ガラシャや足利
義教の首塚も並んでいました。

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 この日のてくてくツアーは、阪急電車崇禅寺駅前で解散。淡路駅前後の壮大な立体高架化
工事の進捗で、崇禅寺駅でも高架化工事が進んでいました。いつまで掛かるんか知らんけど。

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