ぶらり「大正」
“大阪あそ歩” のテクテクツアーに参加して、JR大阪環状線大正駅前から頻発するバスの
大正区役所前バス停に集合。市内で2番目に高いと云う「昭和山」から「大正内港」を眺めて、
渡船のある「千歳橋」へんをブラブラしてきました。
標高33m、地下鉄の掘削で出た残土を盛り上げてできた「昭和山」は、低地が多い地域に
“港が見える丘” を創ると云うことで計画されたそうです。鶴見区の「鶴見新山」がゴミ処分場
として造られた山でしたが、似たような構想だったようです。


この辺は、低湿地を開拓してきた長い歴史があって、大正内港を前にした産土神社も江戸
時代に開発された小林新田と岡田新田の守護神として創建されたもので、特に貯木場の町
として栄えた大正、昭和時代は大いに賑わった。社殿は戦災で全焼したが、その後に再興、
昭和50(1975)年の都市区画整備に伴って現在地に遷座されたんだそうな。
産土神社のスグ前は、高い防潮堤に囲まれた大正内港臨港緑地になっていて、防潮堤を
乗り越えると、内港に突き出た200mの桟橋の両側に中小型船がぎっしりと係留されている
港らしい光景が展望されます。幼き頃、市内の城北運河で学校帰りによく見た “機帆船” が
集合している姿を思い起こしていました。あの時は、砂糖の原料を運び込んでいたんでした。


この「大正内港」は、戦後の復興事業として進めていた大阪港復興計画の一部として、河川
を大幅拡張して内港とし、その際の土砂で区内を2mも盛土すると云う区画整理事業が進めら
れたんやそうです。昭和50(1975)年に完成、それまであった貯木場は住之江区に移転しました。
このあと、大正内港の北側に沿って「北村南公園」を西進し、「千歳橋」に向かいます。手前
に並んで見えるのは、浚渫作業船団のようですが、連休中のこの日、作業はお休みでした。

対岸へ渡る高い橋が見えてきました。「千歳橋」です。平成15(2003)年に完成したこの橋は、
海面から高さ28m、橋長365mもあり、生駒、金剛 、六甲の山並みや林立する市内のビル群が
くっきりと見えるそうです。大正時代に架けられた旧橋を内港造成時に架け替えたものです。
橋があっても、大型船を通すために高い位置にあるため、大正区内には7ヶ所所の “渡船”
が残っていて、道路の位置づけなので無料です。「千歳渡船」も朝から夕方、10~20分間隔
で運航、千歳橋の下をくぐるように進みます。晴れた日には、海風が心地よい3分間でした。




対岸の鶴町側からみた「千歳橋」。橋脚が高く、アプローチも長い。徒歩や自転車では使えん。

5分歩いて「鶴町4丁目」バス停からは「大正橋」(大正駅前)まで25分程でした。
にほんブログ村 (2606/5/4 訪問)
本日も ご訪問ありがとうございます。上記のポチッといいね💛をよろしくおねがいします
「街あるき」カテゴリの記事
- “鉄炮の街” 堺の「七道」を歩く ➋(2026.07.09)
- “鉄炮の街” 堺の「七道」を歩く(2026.07.06)
- 「のだふじ」と「ななとこ巡り」➋(2026.05.18)
- ぶらり「大正」(2026.06.04)
- 「のだふじ」と「ななとこ巡り」(2026.05.14)


コメント