勢至堂大修理中の知恩院へ
京のインバウンド禍も少しマシになったかと思いつつ、京阪電車祇園四条駅から知恩院へ
向かいました。徒歩15分ですが、ゆっくりの坂道の先に段差が大きい階段が待っとります。
まあ、この日の人出は少なかったです。人気の清水寺への玄関口、八坂神社から市バスで
1停留所離れてるだけですが、そんなもんなんでしょうね。それでも「三門」前には、中国系の
小ツアーの姿がありました。
法然上人浄土宗850年慶讃記念事業として、知恩院の重要文化財「勢至堂」の保存大修理
が進行中です。その現場見学会が月に1回開催され、我々は14時に御影堂前に集合です。
山門と “男坂”(石段の段差が大)の間に置かれた大きな “輪” は、関西万博アイルランド館
に展示されていたモニュメント 「マグナス・リン」です。作者が知恩院の佇まいに感銘を受けた
そうで、アイルランド政府の依頼により知恩院が預かって、今年9月まで公開展示しています。
高さ6m、重量が2トンもあるらしい。叡山電車の “HIEI”の “顔” のイメージに似てます。



工事中の「勢至堂」は、東山山麓の上段にあり、宗祖法然上人の禅房の故地、知恩院発祥
の地とのこと。現在の本堂(御影堂)が出来るまでは「勢至堂」が本堂だったので、規模感は
違うのですが、平面構成は現在の本堂の礎になっているそうです。
御影堂前に集合してから、「勢至堂」への長い階段を上り、保存大修理の現場に入ります。
入口近くで長々と引っ張ってるのは、保存大修理の現場で撮った写真は、あまりSNSにUP
しないようと釘を刺されたからなんです。京都府教委の事業でもあるため、許可申請が必要
になるらしい。なので、現場写真は少しですが、正直、あまり見応えする場面もなかったです。




建立以来500年の間に何度も修理が繰り返され、今回は明治44(1911)年以来110年ぶりの
大修理だそうです。瓦や屋根の下地を解体して破損状況を調査し、小屋根や床組も組み直す
半解体修理となるようです。降ろされた巨大鬼瓦や懸魚(げぎょ=屋根端の山形部の装飾)も
実物展示されていましたが、前述の事情により自粛しておきます。
「勢至堂」を出た先の「御廟堂」手前の紫陽花がちょうど見頃になっていました。

そしてまた急な階段を戻ります。目の前は「勢至堂」の10倍ほどもある「御影堂(本堂)」です。

この日の昼は、青冥の祇園店で「祇園ランチ」。
予約なしで行ったので、だいぶ待たされました。
(2026/6/14 訪問)
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