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2026年4月 2日 (木)

大くすの木を巡る半日コース ➋

 三ツ島神社のスグ近くに京阪バス(古川橋駅⇔門真団地)の停留所があります。でも、便数
が少なくなっていて、使い勝手はよくありません。とは言え、駅への途中の免許試験場前まで
15分ほど歩けば、そこからの便は10~15分毎にあるので、焦ることはないのですがね。

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 古川橋駅でトイレ休憩し、12分毎の電車で一駅先の大和田駅に向かいます。

 大和田駅高架の南側には、昭和14(1939)年に開設された、ベアリング球の天辻鋼球の工場
があり、その反対側に坐すのが これまた「堤根(つつみね)神社」です。稗島のが明治末期に
改称したのに対し、こちらは仁徳天皇による茨田堤(まんだのつつみ)が起源と伝わっています。
 この「茨田堤」と云うのは、淀川の治水のために仁徳天皇が築いたと伝わる “輪中堤防” で
すが、古代の淀川の流路が定かではないこともあって、史跡の石標にも“伝”と記されています。

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 堤根神社の由緒や日本書紀によると、堤防工事の際、2ヶ所の断間(たえま=築堤困難箇所)
に難儀して人柱に指名された茨田蓮(まんだむらじ)の袗子(ころもこ)が断間近くに祠を建てて
河神を祀り「河神なんぞ祟る。吾を得んと欲せば先ずこの瓢箪を沈めよ」と2つの瓢箪を激流
に投げ入れたそうな。
 その瓢箪2つが沈むことはなく、袗子は神助を得て断間を修復して民の困苦を救い、吾身を
亡くすこともなかったと云う。その堤防上に河神を祀った祠がここ堤根神社の起源らしいです。
なお、袗子断間は、淀川堤防近く摂南大学北側の太間(たいま)公園あたりとの見解もあります。

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 ここのくすの木は、そんなには大きくないのですが、植わっている土塁のような小高い場所
自体が茨田堤跡だと伝わっている、との歴史が乗っかっている訳ですね。

 堤根神社と大和田駅の間にある「朋 焙煎所」にて小休止。大仕掛けな焙煎装置がどかっと。

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 このあと萱島駅まで歩きます。大した距離ではありませんが、途中、高架を潜った先に高い
くすの木がありました。「島頭天満宮」の裏口です。もとは産土(うぶすな)神社と呼ばれていま
したが、「島頭(しまがしら)」の地名を残すために昭和51(1976)年に改名。大くすの木の姿形と
しては、ここのがよく整っていると思います。(次の2つの写真はクリックで拡大)

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    京阪電車の高架下へ戻ったところにある
   「郷土菓子まむ多」のお店。「茨田(まんだ)」
   由来の店名らしいです。道路工事に伴う立
   退き移転で なくなりかけましたが、弟子筋
   の方が支店として再出発されたとか。

    「まむ多」から高架に沿って3分も歩けば、
   京阪電車の萱島駅です。
 
   

 今回のゴール、「萱島神社」に到着です。萱島駅の高架ホームの直下にあります。京阪電車
の高架複々線化工事にともなって伐採される予定でしたが、何とか免れて、社殿も寄進されて
再興なったのが昭和55(1980)年のことだそうです。

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 萱島神社は、この御神木のお陰で復興された訳です。高架ホームの屋根の上にポッカリと
浮かぶ姿は、ブロッコリーみたいです。日々のお詣りも多く、露店が60も並ぶ夏祭も盛大です。

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 「萱島神社」の大くすの木は、樹齢700有余年、樹高20mにもなります。昨年、京阪電車の手
 で、ひと月かけて剪定作業が行われました。10年ぶりとのこと。その時の端材を用いた御守も
制作されましたが、アクリル製の新しい御守には、大クスの木と京阪電車が描き込まれました。
 そして、地元酒店の大型冷蔵倉庫に保管されている地酒「大楠大明神」もあるのですよ。

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 寝屋川の堤防から見える、ホーム屋根上にポッカリ浮かんだご神木は、ブロッコリーみたい。

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 アハハ、南太郎は「萱島神社」の“中の人” の一人ですが、まだまだ若僧扱いされとりますけど。


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