世界遺産/百舌鳥「長塚古墳」に上ってきた
堺市民ではないけど、堺市電子申請システムから応募していた「百舌鳥古墳群特別公開」
の3/20(祝)分に当選できたので、JR阪和線の百舌鳥(もず)駅に降りました。集合場所が少し
分かりにくい横筋を入ったところで、20分刻みの説明を聞いてから、グループ単位で墳頂に
案内されました。なにせ “世界遺産” なので、普段は立ち入れない場所なんです。
集合場所の前方左手が「長塚古墳」の “前方部”、真ん前が中央部、右側が “後円部” です。


まずはじめに、遺物の展示を見せてもらいながら「長塚古墳」の特徴などを聞きます。墳丘
の全長が106mあり、仁徳(大仙)陵の1/10ほどの規模で、一時は仁徳陵の「陪塚(ばいちょう)」
かと云われたそうですが、この古墳自体の「陪塚」があったため、今では独立した古墳とみな
されています。二段構造の墳丘南側のくびれに「造り出し」があるが、住宅地が直近まで迫っ
ていて、周濠は既に跡形もない。後円部は高さ8.2m、直径57m、前方部の幅は67mある。
この古墳からは、埴輪などのまとまった遺物の発見がなく、ほとんどが破片とのこと。しかし
こうした埴輪や土師器の編年から、5世紀中ごろに築造された古墳であると分かるらしい。

さていよいよ “墳丘” に登頂です。少し百舌鳥駅の方に戻って、二重フェンスに囲われた中
に入りました。おや、入口近くの石柱、なんか変ですよ。

左のには「史跡長山古墳」、右側のには「仁徳天皇御陵」とあります。聞くと、右のは道標で、
以前はJR百舌鳥駅近くにあったのが道路整備で移設されたんだそうです。左の「長山古墳」
は、旧法での史蹟指定の際の仮名称で、現行の文化財保護法では「長塚古墳」で史跡指定
されているとのこと、近くに同名の古墳があったりしてややこしいからかも。JR大阪環状線の
「桃谷駅」が当初は「桃山駅」だったような事情があったのかも。

丁寧に設えられた仮設階段を上ります。大木は倒壊の危険回避のため伐採している由。
墳頂部は、平面がなく、案外狭い感じです。直近に迫った民家への配慮で、目隠し目的の仮
のフェンスで囲われていましたが、南面側は、道路と鉄道なので、見晴らしがよかったですね。




世界遺産百舌鳥・古市古墳群に含まれる「長塚古墳」特別公開と云っても、普段立ち入れ
ないエリアに入って、墳丘を上って墳頂にて、しばし佇んできただけでしたが、この墳頂の下
2.5mほどのところには、石室らしきものが地中レーダー探査で確認されているらしい。
ふと見上げると、大仙公園で上げられている観光気球が浮かんでいるのが見えました。
堺市民以外は 4,000円するらしい。

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