« 箸墓から三輪へ | トップページ | えんどうのグリーンカーテン »

2026年3月 1日 (日)

木製仮面と盾持人埴輪

  桜井市立埋蔵文化財センターは、「纏向(まきむく)遺跡」周辺から発掘された遺物を中心
に収蔵/展示されています。なかで最も目を引くのが「木製仮面」でしょう。纏向遺跡太田池
の祭祀土坑から出土したと云うもので、奈良県有形文化財に指定されています。

P1060044
P1060048a

    木製の鍬(くわ)の柄が刺さっていた丸穴を口に
   見立て、両目を開けて、隆起部分を鼻の形に整
   えた感じですね。

    土製の仮面は縄文時代から作られているそう
   ですが、朽ち易い木製の場合は7世紀の出土品
   がこれまでは最古だったとのこと。

    紐を通す穴がなく、手に持って顔を覆って農耕
   祭祀に用いられたらしく、同じ土坑から出土した
   土器から、弥生時代(3世紀後半)のものだと推定
   されています。

P1060049a
P1060043_20260228132601

 ここの展示の もう一つのトピックは、「盾持人(たてもちびと)埴輪」でしょう。推定復元された
ものですが、箸墓古墳のスグ東側にある茅原(ちはら)大墓古墳の墳丘裾に立てられていた
んだそうです。頭部には「衝角付冑(しょうかくつきかぶと)」を被り、鼻は残っていないものの
目と口がくりぬかれ、線刻のある顔面には赤い顔料が塗られています。全国最古とのことで
すが、こちらは桜井市指定文化財に指定されています。

P1060074
P1060060
P1060055

 この他にも、いろいろ見るものがありますので、見て行きましょう。馬の埴輪は、その表情が
なんともユーモラスですね。そのほかの近隣古墳からの出土品も展示されていましたが、先の
2つで “満腹” してしまったので、さらっと見ただけで、おいとますることにしました。

P1060065Img20260221130217
P1060040
P1060076
P1060072

 そうそう、「纏向(まきむく)犬」の復元模型がありました。纏向の王宮を囲む3世紀前半の溝
近くから犬の骨がまとまって出土、頭が小さく足が長い細身の体つきは、この時代の犬とは
似てないそうで、中国大陸や朝鮮半島からやってきた可能性があるらしい。卑弥呼の犬かも。

P1060035_20260301224701P1060037_20260301224201

 この日、「桜井市立埋蔵文化財センター」は入場無料。また撮影可だったのが何よりでした。
 
   にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へ   にほんブログ村   ブログランキング・にほんブログ村へ   (2026/2/21 訪問)

 ご訪問いただき、ありがとうございます。上記のポチッといいね💛をよろしくお願いします

« 箸墓から三輪へ | トップページ | えんどうのグリーンカーテン »

博物館/記念館/社寺」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 箸墓から三輪へ | トップページ | えんどうのグリーンカーテン »

無料ブログはココログ
フォト
2026年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック

ウェブページ