平野郷「全興寺」で “地獄” から “極楽” へ
大阪市平野区の “平野郷” 全興寺(せんこうじ)境内の「地獄堂」では、恐ろし気な閻魔大王や
鬼が威圧しています。閻魔大王の前に置かれた銅鑼(ドラ)をたたくと、閻魔大王がしゃべり、地獄
の様子がモニターに映し出されます。

全興寺は、四天王寺を建てた聖徳太子が平野の野中に仏堂を建立、薬師如来を安置したのが
起源だそうです。その薬師堂の周囲に町が形成され、のちに平野郷となっていったとのこと。

住職は、「平野の町づくりを考える会」の事務局もされていて、境内には「地獄堂」のほかにも、
「ほとけのくに」、「小さな駄菓子屋さん」、「平野の音博物館」などがありました。
寺務所で買った “地獄通行手形” のQRコードをかざして、恐る恐る「地獄堂」に入ります。

地獄堂前の地下室「ほとけのくに」に降りると、幻想的なオブジェと周囲に160体の石仏が配され
た密教曼荼羅がデザインされたステンドグラスの円形の床があって、瞑想にふけることができます。
ただ、その周囲には水が満たされているので、はみ出し注意です。

“地獄” から戻り、「ほとけのくに」で瞑想し、「不動雲海」に参った後、ご本尊薬師如来にご挨拶
して、全興寺をおいとますることにしました。
真田幸村が家康を狙って仕掛けた地雷火で、300m離れた地蔵堂から飛んで来たと云う地蔵の
首も祭られている本堂には、本尊の薬師如来が安置されていますが、ご開帳は年2回だけです。

ご住職、アイデアマンです。今風にアレンジしたものなど、寺務所の窓口には、いろんな頒布品が
並んでいました。

(2025/8/24 訪問)
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