養父神社~出石へ “但馬五社めぐり” ➌
養父神社は、JR山陰線八鹿(ようか)駅と養父(やぶ)駅の中ほどの線路沿いの崖の上に坐します。
と云うか、円山川から養父神社へと続く参道を横断するように山陰線を通すため、社地が削られて
崖になったんだそうです。八鹿駅が最寄駅の養父市大屋にグループ会社の工場があって、時々訪
問しますが、“はまかぜ” などの特急が停まる八鹿駅も無人駅になってしまっていました。
社務所へ通じる緩やかな迂回路もありますが、ここはやはり、この石段を上がるべきでしょう。
もともと養父神社は、背後の弥高山全体に社殿をもつ山岳信仰だったそうで、山頂に上社、中腹
に中社、現在の位置に下社があったのを下社に統合したんだそうです。


11月の “やぶ紅葉まつり” の頃には、モミジで賑わうことでしょうな。



拝殿前の狛犬と並ぶ狼の石像は、明治26(1893)年に建立されたものだそうです。養父神社へ
の信仰には、かつて盛んだった養蚕の守護神のほか、狼を使令(つかわしめ)としていたことから、
田畑を荒らす猪や鹿から作物を守る益獣として、狼を敬う伝承が400年も続いているそうで、口を
開けている方が雌だと云うことです。(次の2葉は、クリックすると拡大)

養父神社近くの、養父市場と云うところは、江戸時代から “鯉の里” とされ、豊富な円山川の水
を引き入れた用水路での養鯉が盛んだったそうで、境内に小さな池と厳島神社のお社がありました。
赤い橋は、谷の対岸に建てられている社務所への短絡路です。

参道の崖の上から円山川の方向を見上げると、不思議な薄雲がたなびいていました。右上の方
では、天女が舞っている姿のようにも見えました。
次は、出石(いずし)神社に行くのですが、もう昼前なので、“出石そば” の そば打ち体験をして、
お昼にするそうです。体験会場は、そば処 “出石城” の特設会場です。既に七割そばの “玉” が
用意されていて、麺棒で薄く薄く延ばして折りたたんだあと、1.5mm幅に押し切って仕上げました。
体験テーブルの単位で直ちに湯がいてもらい、別棟の座敷で食すると云う段取りでした。


そば打ち職人さんから教えていただきながら、各工程をこなしてゆくのですが、薄く延ばすのが
難しいだけでなく、1.5mm幅に押し切るのも揃わないし、力が要って疲れました。



細いそばや太いそばもありましたが、打ちたては旨い。ひとり6皿もあり、満腹になりました。
食事を終えたら、神社の前に、出石城下町の散策ガイドツアーです。腹ごなしに丁度いい感じです。
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