木瓜ひらく
「木瓜」って、何故 “ボケ” と云うんかいなと思っていたら、あの夏目漱石が小説『草枕』の
なかで「木瓜は面白い花である。枝は頑固で、かつて曲った事がない。そんなら真直ぐかという
と、決して真直ぐでもない。紅だか白だか要領を得ぬ花が安閑と咲く。柔らかい葉さへちらつか
せる。評して見ると木瓜は花のうちで愚かにして語ったものであろう」と云わせています。
今年の初咲きの一輪は、もう一月も前のことでした。しばらく続いた寒い日が過ぎると、続々
と咲き出しました。その果実がウリ(瓜)に似ているところから「木瓜」・・モッコウ、モッカ、モッケ、
ボッカ、ボケとなったとか。そう云えば、気分の変わった輩のことを “モッケなヤツ” と呼ぶこと
がありましたな。それもこの辺から来ていたのかも。


地植えにした樹は育ちがあんまりで、鉢植えの方が元気です。小枝には、細くて長い棘がある
ので、気をつけないといけません。小さなリンゴのような実がなるようです。見たことないけど。



白っぽいのが、どんどん紅くなるはずです。この色の変化もボケと云うのかな。
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