潜入!「毛馬排水機場」
「毛馬排水機場」の新淀川側にズラリと並んだ排水口。「淀川大堰(おおぜき)」からの眺めです。
古代の大阪平野は、大半が海だったそうで、いまも海抜1m以下のところが広がっています。
右端の小さな高台は、ごみを埋め立てて出来た “鶴見緑地” です。(説明のスライドより)
これを見ると、大坂城の京橋口あたりで、大川(旧淀川)と寝屋川、そして平野川(旧大和川)
の三川が合流しています。大阪市内が洪水になりやすい訳ですね。そこで「毛馬排水機場」が
大活躍するんです。逆に云うと、新淀川へも排水できなくなったら、逃げるしかないんや。
止水壁に囲まれた “秘密っぽい扉” から “怪しげな地下通路” を進みます。

排水機場の心臓部は、発電機です。6,000Kwの発電機3台を8,670馬力のディーゼルエンジン
3基で動かします。3階建ての建屋にありました。
立軸可動翼軸流ポンプは、口径が4,000mmと云う巨大なもので、6基が並んだ姿は圧巻でした。
この日、3号機が定期点検に入っていて、フル稼働になった時には、地震のような振動でした。
階下に潜ると、巨大な軸受けだけがあり、轟音が轟いていました。このポンプ、6基全部が稼働
すると、排水能力は毎秒330㎥で、甲子園球場が30分で満杯になるんやそうです。


これ、何だったか忘れましたが、些か年代物の機器がずら~っと並んでいる様は、圧巻でした。
排水口の手前にあるゲートを操作する設備ではなかったかな? 知らんけど。

操作室に並んだモニターで、「毛馬排水機場」の操作だけでなく、水門の調整や閘門の開閉も
ここで行われています。保安上の監視機能もあり、前面のカメラで釣り人など施設付近にいる人
を監視したりもしています。毎月、試験稼動させているそうですが、実際に「毛馬排水機場」が
本格的に稼動するのは、平均すると、年に1回ぐらいの割合だそうです。

毛馬排水機場など、この辺一帯の航空写真です。(説明スライドを撮影)

操作室の真上にある会議室からは、排水口のゴミ取りネットを稼動させる装置ごしに、淀川と
新淀川の接点付近が展望できます。なかなかのビューポイントです。
そしてこの真上は、伊丹空港への進入路
にあたっているので、着陸機の低空通過も
頻繁でした。
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