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2024年2月 8日 (木)

「児島湾締切堤防」へ

 児島湾締切堤防は、児島湾を締め切って淡水化するための堤防で、昭和34(1959)年に完成、
その後に一度改修されていて、その完成は、平成13(2001)年でした。現在も、排水樋門の補強や
堤防の嵩上げ、二重化などの耐震化工事が続けられているようです。

 宇野駅前から岡山駅行きの“特急バス”を締切堤防手前の甲浦(こううら)郵便局前で下車しました。
バス停スグのところから「児島湾締切堤防」が始まっていましたが、堤防と云うより、往復2車線
の道路と散策路が続いていました。堤防防護のためなんでしょう、路線バスを除く大型トラックや
バス等の通行は、出来ないことになっていました。(特急バスは、この堤防道を縦断して行きます)

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    グーグルアースの画像で俯瞰すると、締切堤防の左右で水面の色が違っていますね。
   左手が淡水化された児島湖、右手が海水の児島湾です。

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  ちょっとストリートビューから俯瞰の写真を借用します。この締切堤防上の道路は、10年
 ほど有料道路だったことがあるそうですが、宇野への鉄道短絡線を通す計画もあったらしい
 のです。でも結局は、沿岸農業水利事業とされたそうで、この道路は、堤防管理通路と云う
 位置づけなんでしょうかね。  

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 途中から、送水管が堤防上に出てきていました。樋門のところでは水管橋になるはずです。

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 堤防の内側 (児島湖=淡水化)は、12月とは思えない日差しに湖面が輝いていました。

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 樋門の近くまできました。延長1,558m幅110mの締切堤防も、ここだけは細くなっていて、
児島湖と児島湾が繋がっています。児島湖に溜まった水を排水する6つの樋門のほか、2つの閘門
(こうもん)もあって、水位差を調整して、船の通航を可能にしていました。

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 北に向かって右手は海(児島湾)です。満潮のときは、樋門を閉じて海水の流入を阻止し、干潮
の時には、樋門を上げて、児島湖に溜まった水を海に流すと云う訳です。

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 閘門です。大阪の毛馬の閘門でも同じですが、2つの水門の間のプールの水を出し入れして
水位差を調整するのですが、その間、船は、プール内で待っていることになります。

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 この樋門の管理事務所には、児島湾干拓資料室が併設されていて、自由に入って、自分で照明の
スイッチをONして観覧するようになっていました。ただ「コロナに鑑み、トイレの使用はご遠慮
ください」と掲出されていたのには、参りましたよ。(以下の5点は、展示物を撮影したもの)

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 そもそも「干拓」は、海中に堤防をつくり、堤防内の海水を海に排水して陸地化してゆきますの
で、「埋立」と違って土地の高さはもとのままです。なので、洪水や高潮に対する備えが不可欠です。

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 まさに「海に土地を求めた人々のたたかい」が児島湾で展開されてきたのですね。

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 この記念碑の近くに、堤防の反対側に渡れる細い歩道橋があったのですが、パスしてしまいま
した。そこからなら、締切堤防の全体を俯瞰できてたのではないかと、未練が残ります。

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 いよいよ北側の終端部です。散策路は、少し左にずれた状態で続いていました。耐震化工事中
とかで、仮橋になっていました。

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                              (地図は岡山県備前県民局の案内パンフより)
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 児島湾締切堤防を踏破した先にある「淡水湖北口」バス停には、特急バスは停まりませんでした。
しばらく待って、やってきたローカルバスで向かったのは、2つ先の「築港新町」です。もう少しだっ
たんですが、歩く元気が残っていなかったのです。相変わらず、エエ天気で、汗ばむくらいでした。

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