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2022年10月 6日 (木)

戦争遺跡「鶉野飛行場跡」②

 昼食後、鶉野(うずらの)飛行場の、全長1,200mの滑走路の周辺に残る、巨大な地下防空壕や
対空機銃座などの遺構を巡ります。まずは、シャトルバスで、普段は閉鎖されている “シアター”
まで移動します。そこには、巨大な防空壕が残されていました。地元の女子高生らの案内です。

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 航空隊の施設に電気を供給する大きな発電機が設置されていたと云う、コンクリート製の
巨大な防空壕。鶉野(うずらの)の遺産では最大の地下防空壕内では、特攻隊員たちが出撃前
に残した遺書がドラマ仕立ての映像で公開されていました。幅5m、高さ5m、奥行き15mあ
り、防空壕の壁と天井に投影されるミニドラマに思わずグスン。(映像の撮影は自粛)

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 現在は、“シアター” と呼ばれている巨大地下防空壕の外観。こんなのが残っているんです。
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 今は、神戸大学の農場の敷地になっていて立ち入れませんが、ここで、映画「火垂るの墓」
のロケが行われ、出征する兵士を送る人々と行きかうシーンが撮影されたとか。
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 溜池の間の小径をたどった先に、対空機銃座が残されていました。ここでも、ボランティア
の高校生が案内してくれます。

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 来襲する航空機を迎え撃つための機銃座。1分間に230発、5km先まで発射できたらしい。
このガラス張りの建屋に収められた機銃は、映画「男たちの大和」のロケで使用されたもの。

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   銃座下の弾薬庫にも入れました。照明がなく、真っ暗
  なので、みんなでスマホライトを照らし合い。
 
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 姫路海軍航空隊への入口にあった門柱と衛兵詰所の跡を再現、かつての面会所をイメージ
したトイレ等が整備されています。ここから法華口駅への往還には、素掘りを含めて防空壕
がたくさん残されていました。(崩落の危険があり、一部を除き立入禁止)

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  素掘りの防空壕。U字構造でした。

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P13204461  コンクリ製のこの防空壕は、爆風を
 和らげる構造にしていたとのこと。

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 駅への途中、少し山手に入った所に爆弾庫が残されていました。コンクリートの厚さ1m。

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     駅からの往路は、シャトルバスでしたが、帰路は、田んぼの中を歩きます。

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      法華口駅から鶉野飛行場跡へは、路面に描かれたラインの通り行くらしい。

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 北条鉄道の法華口駅。パン屋さん兼 “女性駅長” が5年間ほど活躍されていたそうです。

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 JR東日本(秋田)から来た「キハ40 535」。法華口駅での行き違い設備の完成に伴う増発
で、車両が不足することになったため、クラファンで購入された車両です。

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 “まいまい京都” のミニツアーで訪れた鶉野飛行場跡。戦争遺跡がこんなにも残っていた
ことを知ることができました。ここでは、観光と異なる視点で歴史に浸った一日でした。

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