鍛冶屋駅跡 探訪
2020年1月の「播州鉄道のあと」取材で、JR加古川線の2支線跡と北条鉄道を巡りましたが、
鍛冶屋線では、途中の市原駅跡までしか行けませんでした。先日の「鶉野飛行場跡」で訪れた
加古川線粟生駅は、西脇の近くです。チャンス到来、粟生駅15:09発で西脇市へ向かいます。

西脇市駅からのバスで旧鍛冶屋駅へ。天候はよくありませんが、何とか持ちそうです。

市原までは、加古川支流の杉原川に沿って、廃線跡をなぞるように走っていましたが、途中
から山越えルートで多可町中心部に入りました(便による)。旧鍛冶屋駅前交差点は、信号の
ない環状交差点(ラウンドアバウト)のようになっていて、まさに旧駅前がバス停でした。
隣だった「中村町」の駅名標も並んでいます。旧駅舎は、鍛冶屋線記念館になっていますが、
施錠されていて、事前予約しないと入れません。隙間から、ちょっと覗いてみました。
大正12(1923)年に開業した鍛冶屋駅は、木材や播州織、山田錦などの特産品の出荷駅として
も賑わい、駅には広い材木置場や引込線、給水塔や車庫もあって、運送会社やバスターミナルが
集まっていたそうです。平成2(1990)年、JR鍛冶屋線の廃止により鍛冶屋駅も廃止されました。


西脇方の廃線跡には、モニュメントの先に、 “歩っ歩のみち” が延びていました。歩くか!

“歩っ歩のみち”も杉原川を渡ります。鍛冶屋線杉原川橋梁のガーターをそのまま活用して
整備された“ふれあい橋”の欄干には、C12蒸機の雄姿と長編成で走るディーゼルカーの姿が
組み込まれていました。ここのC12は、若桜鉄道に委譲され、動態保存されているそうです。

“歩っ歩のみち”は、この先では、「水と風の遊歩道」となっていました。

帰りのバスの時刻が迫ってきました。何せ、2~3時間に1本しかないので、逃すと大変です。
バスルートは、“歩っ歩のみち”の少し南を平行しているはずですが、バス停の位置を把握して
いないので、ちょっと焦りました。陽も落ちてきたし、多可町役場前でバスに乗れた時には、
ホッとしました。このバスは、西脇市駅行ですが、途中の「西脇(アピカ)」で下車。
「西脇(アピカ)」停は、もとの鍛冶屋線西脇駅があった位置です。もう、暗くなっていま
したが、デジカメの特長が生きるかと思い、旧西脇駅近くの廃線跡を僅かですが、歩いてみ
ました。次の大阪駅高速バスターミナル行のJRバスまで、待ち時間もあったのです。
旧西脇駅から旧野村駅(現西脇市駅)間の廃線跡は、「やすらぎの道」になっていました。
歩いてきた道を振り返ると、目の前に複合ビル「アピカ西脇」。かつて、ここに西脇駅が
ありました。現在は、バスターミナルやホテルなどが入っていますが、寂しい感じでした。
西脇(アピカ)19:03の高速バスを待つ間に、何か腹に入れようと、300mほど先のコンビニ
に駆け込みました。ホテルのレストラン以外には、食うとこはなかったなぁ。
天候も優れず、時間も遅くなりましたが、これで「播州鉄道のあしあと」鍛冶屋線巡りは、
成就したことにします。残っている遺構は、ほぼ見ましたしね。まぁ単に自己満足ですが。
クリックといいね💛を宜しくお願いします (2022/9/23訪問)
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