「旧奈良監獄」の内部を見学
さて、いよいよ旧奈良監獄「庁舎」内部の見学です。(我々は、ガイドなしの自由見学)
奈良をはじめ、千葉/金沢/長崎/鹿児島の “明治の五大監獄” は、当時、司法省の営繕担当だ
った山下啓次郎氏(ジャズピアニストの山下洋輔氏の祖父)が欧米の監獄を視察してきて設計
したものだそうです。現在、そのままの姿で残っているのは、旧奈良監獄だけとのことです。
1階は、この奥の方に執務室があり、そこから出てスグのところに1階の「中央看守所」
があって、放射状に配置された舎房を一望に監視することが出来るように出来る構造になっ
ていました。少ない職員で効率的な管理を目指したんでしょうね。
2階との間には、キッチリと隙間なく、蜘蛛の巣状に金柵が施されていました。



この右手には、「重屏禁房」と云う円柱形の懲罰房があり、見学者も立入が可能でした。
この房に入れて閉めると、ほぼ真っ暗になるそうで、想像するだけで堪らん話しですね。

次に、2階に上がります。ここにも「中央看守所」があり、第一寮から第五寮までの舎房
を効率的に監視できるようになっていました。
寮となっているのは、戦後、奈良少年刑務所になっていたからではないでしょうかね。
独房と雑居房。雑居房は、3人で9.6㎡だそうです。ここら辺が 1泊5~8万円のホテルに
リニューアルされるんかいな。
2階の中央看守所の後方には、幹部室と応接室、講堂、礼拝所が設けられていました。 
講堂では、歌手の慰問もあったらしい。

2階舎房の窓からの眺め。見学者が房内に立入っても良いが、鍵には絶対に触れぬようとの
お達し。何でも、以前、見学者が閉じ込められて、大騒ぎになった事案があったそうです。
2019年に開設された「監獄資料館」には、刑罰の歴史や拘束具の展示と井上洋輔氏も出演
されている動画の上映などがありました。(この動画は、旧奈良監獄のHPでも見られます)



「庁舎」の玄関で、特設で、お土産?を売っていましたが、買う気にはなりませんでしたな。

現地での見学は、2時間ほどでした。まあ、知らんとこなので、一度は見ておいてよかった
のですが、ここに“監獄ホテル”を作って、商売になるんかなと、ちょっと不思議に思いました。
クリックといいね💛を宜しくお願い致します (2022/4/1訪問)
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