“一休善哉の日”
1月30日は、“一休善哉の日”だそうで、さっそく出掛けてきました。
(イラストは案内パンフより抜粋)
大抵は、JR京田辺駅から20分ほど歩くのですが、空模様が心配だったので、
JR松井山手駅からの京阪バスに乗りました。一休寺停で降りると歩3分です。
(このJR松井山手駅~京田辺市役所間のバスは、1時間に1本程度です)


受付で“会費”¥1,000を払って、絵馬や善哉券の入った封筒を受けとると、境内自由です。
一休禅師は、第百代後小松天皇の皇子と云うことで、墓所、宗純王墓は、宮内庁の管轄です。
いつもは閉ざされている虎丘庵の方から方丈へ案内されます。
まず、絵馬と請願書を書きます。絵馬には、自身の今年の目標を誓いとし
て書き、請願書にも誓いと名前を書いて係の方にお渡しし、グループ単位で
法要会場に入ります。その際、絵馬を正面に供えます。この絵馬は、法要の
終了後に自分で回収して、別に設けられている絵馬奉納所に結びます。
般若心経を唱え、ご祈祷のあと、腰掛けに座ったまま、ミニ座禅。
法要の後、一休禅師木造にお参りする方も多数居られました。
(さすが、法要の間は、撮影を遠慮しました。やっぱり。)
退出したところは、方丈庭園。後背には、一休禅師の墓所と虎丘庵の佇まいが窺えます。
ここから方丈をぐるりと一周して、北側から庫裏の方へ進みます。そこも枯山水の庭。
庫裏を出て、絵馬奉納所に絵馬を結んで、善哉接待所に移動しました。絵馬奉納所脇には、
正月早々、髑髏を挿して『この髑髏よりほかに目出度きものはなし。目出たるあなのみ残り
しをば、めでたしといふなるぞ』と触れ回ったと云う風狂子の“顔出しパネル”もありました。
ぜんざいの名前は、ここ酬恩庵で晩年を過ごした一休禅師が、餅の入った小豆汁を食べ
て「善哉此汁(よきかなこのしる)」と云ったことが由来だそうです。“一休善哉の日”は、
毎年1月の最終日曜日に行われています。
その一年間の誓いの言葉を絵馬に書いて奉納し、その後に善哉を頂いて成就を願います。
つまり、“一休善哉の日”は、一休宗純禅師に誓い、行動を約束する日だと云う訳です。

いま、開山堂は無残にビニールシートを被せられています。この屋根をチタンで修繕する
事業が計画されていて、多額の費用を要するため、クラウドファウンディングや寄付を募っ
ていると云うことでした。この開山堂、大正期に売却されて建て直されたものと云い、当時、
その売却益で境内の整備修繕が行われたんだそうで、文化財に指定されていないのです。
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