« 「天滝」、紅葉には遅かったけど | トップページ | 上六ぶら歩き「上町台地の謎を辿る」 »

2021年12月 6日 (月)

但馬の養蚕農家

          天滝から戻りの周遊バス「たじまわる」天滝もみじ号は、
         麓の大杉地区にある「養蚕住宅群保存地区」に立ち寄ります。

        P1230806-3
        P1230768-2

 典型的な養蚕農家の三階建て家屋。上階にも大きな出入口があるのが特徴。思えば、養父市
の八鹿駅の近くに郡是(グンゼ)の大きな工場がありましたね。元々は、近隣から集めた繭から
生糸を作る工場でしたが、戦時中には「紫電改」の部材をつくることもあったそうです。
(工場の跡地は、やぶ市新文化会館「やぶ市民交流広場」になっています)

P1230771-2
P1230779-2

 今はもう、養蚕をされていませんが、外観を残してリフォームし、住まわれています。

P1230798-2
P1230786-3

  分散ギャラリー“養蚕農家”と云うのが開いていたので、見学させてもらいました。

P1230796-3P1230795

 はしごのような階段を上がったところ、蚕(カイコ)は、換気が大切と云うことで、明り取り
を兼ねた窓が大きくなっています。この桟に蚕棚を設えて桑の葉を与えていたんでしょうね。

P1230793-2
P1230791-2 P1230788-2

        でも、ギャラリーだけあって、変わった作品も展示してありました。

        P1230790-2
 
 だいぶ陽が傾いてきました。山間の静かな家並の間をバスに戻ります。15:00過ぎです。
          
P1230778-2

        近隣には、木彫フォークアートの展示館もありましたが、パス。

        P1230805-3
  
 八鹿駅前で下車する人がなかったので、周遊バスは、和田山駅へ直行。予定より一本早い特急
“こうのとり22号”に乗れました。ホームに出ると、傍らにラッセル車。さすがに山陰本線です。

P1230811-3 P1230822-2

 兵庫県の但馬観光協議会が企画、全但バスが運営する夢但馬周遊バス「たじまわる」は、
時期によって6コースあり、ガイド付きで1日500円です。旨く使うと、大変便利なんです
が、予約で一杯になることは、そう多くはないような感じです。
 県が予算を付けているので、運行会社は、乗客の多寡による損得がないので、乗客一人
でも気前よくバスを走らせていると云うところでしょうか。何か、工夫がないもんかなぁ。

  にほんブログ村 旅行ブログ ぶらり旅へ クリックといいね💛をお願いします (2021/11/28訪問) ブログランキング・にほんブログ村へ
 にほんブログ村

« 「天滝」、紅葉には遅かったけど | トップページ | 上六ぶら歩き「上町台地の謎を辿る」 »

歴史・遺跡・現説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 「天滝」、紅葉には遅かったけど | トップページ | 上六ぶら歩き「上町台地の謎を辿る」 »

無料ブログはココログ
フォト
2025年4月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック

ウェブページ