南海/和歌山港線を歩き通し ②
水軒駅跡から北へ15分、水軒交差点。ここは、和歌山港線の踏切跡であり、防潮防備林の
土手が地域交通を阻害しているとのことで、交差点の改良工事が実施され、その際の発掘調
査で、江戸時代に築造された海岸堤防「水軒堤防」の石積みが発見されたんだそうです。
水軒駅跡に移築されていたのは、その一部と云う訳です。なお「水軒」は、築造したとされ
る人の“屋号”だそうです。
水軒交差点脇の擁壁に埋め込まれた発掘調査の案内板。

さらに進むと、低いコンクリ擁壁の遺構がありました。嬉しや、この右側を電車が走って
いたんではないかな。きっと。
そうですよ。間違いない。電線を支えていた架線柱の跡ですよ。30mおき位に続いています。
水軒公園の案内板があったので、土手に上がってみました。
その先には、花王和歌山工場の搬出路があり、なぜか、鉄柵で直進できなくなっていました。
構わず直進。低い擁壁の中は、花王の搬出路になっていますが、ここに線路があったはずです。
警備室の背を通り、搬入口に近くで振り返ります。大型トラック2車線分の幅があります。
ほうれ、搬入路入口を過ぎたところで、擁壁の中にバラス発見。(振り向いて撮影)
その先しばらく、バラスと架線柱跡が続いていました。少~し擁壁が高くなってきています。
ついに、キロポストまで出てきました。68kmと云うのは、南海本線からの通算でしょう。
次の信号の先では、雑草が生い茂り、バラスの線路跡は見えなくなっていました。右は花王。
少しずつ高くなってきていた擁壁は、花王の西門のところで、高架橋になっていました。
その先が、和歌山港駅。ここまで水軒駅跡から 2.6km。2002年5月に廃止になった区間です。
やっと和歌山港駅到着。この後は、和歌山市駅までの間にあった3つの廃駅を巡ります。
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