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2021年2月15日 (月)

「鍋倉渓」の奇岩

   
    
Naraken-1   さて「鍋倉渓」の続きですが、その
    前に、奈良県山辺郡山添村についての
    おさらいです。

     山添村には、縄文時代の遺跡や行基
    が開いたと云う神野寺(こうのじ)のほ
    か、毛原廃寺(けはらはいじ)など、奈
        良時代には、東大寺と深い関わりをも
        っていたと考えられている寺もあって、
      奈良の都に隣接する地域として、古く
      から栄えていたそうです。       

       それにしても、こうしてみると、県庁
            所在地である奈良市は、奈良県の
      北の端に位置してるんですな。

     なお、山添村村歌は、キダ・タロー
    センセの作曲になるものだそうです。

       (地図は、山添村HPより借用)

 ここの巨石群も“磐座(いわくら)”であり、神が宿る場所とされています。そんな雰囲気です。

P1120445   

 最初に目に入ってきたのは、「天狗岩」。天の川になぞらえて、わし座のアルタイル(ひこ星)
とされています。山添村で敬愛される“天狗”を象徴する岩だと云うことです。

P1120461

 巨大な岩が、スパッとと割かれていました。 

P1120483

 「鍋倉渓」は、山添と伊賀の“天狗”が喧嘩して、伊賀の“天狗”が投げ込んだ岩で出来たとか。

P1120453

         さらに山頂に向かって登ります。

        P1120486

 神野山の山頂に、こんもりした古墳のような小山があり、「王塚」とされています。ここは、
古代祭祀の場所とされ、東経136度線上にあたるそうで、白鳥座のデネブを表しているそうな。

P1120514  

 裏へ回ると、古そうなお社がありました。男神たちに追い回された女神が、逃げまどって
この地に辿りついたところ、なお、追い掛けられて、オロチに変身。そうとは知らぬ男神たち
は、このオロチを斬殺。嘆き悲しんだ男神たちが神野山頂に墓所を造ったのが、この「王塚」
だと伝わっているそうです。

P1120494
 
        神野山(こうのやま)山頂には、こんな展望タワーもありました。

        P1120505

    下りは、別コースにしました。往路に看板を見た「竜王岩」へ回るためです。

  P112044921
                                        (現地の案内板に加筆)

 「八畳岩」。高さ7m、幅10mはあろう大きな一枚岩です。星座のベガ(織姫)を表すそうです。

P1120534

 岩のいただき部分が8も畳あるそうですが、手前の斜面は50畳以上ある感じです。

P1120524

 おとなりの「めえめえ牧場」のエリア内にも、いくつかの巨石が転がっていましたが、尾根
筋の路は風が強く寒いので、今回はパスすることにしました。

P1120543  

          「竜王岩」が鎮座しているところは、某宗教施設の庭でした。 

        P1120549

 さそり座のアンタレスを表しているとか。注連縄が掛かり、この教団のご神体でもあるそうな。

P1120551

 裏側に回り込んでみました。重厚な佇まいです。

P1120562

          「鍋倉渓」の巨石群は、4,000年前の天の川を地上に映したもの
        と云われています。やはり、古代人の信仰対象だったんでしょう。

        Iwakuramap
                              山添村「いわくらMAP」より抜粋

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コメント

こんにちは!
鍋倉渓ですか・・・。
不思議な光景もあるものですねぇ・・・。
天の川を地上に映した?
う~ん、偶然と言えば偶然なんでしょうが、何となくロマンがありますね。

FUJIKAZEさん、こんばんは。

 奈良市内から30分掛からないところに、「鍋倉渓」があるのを知りませんでした。
桜の時季には、花見も出来るそうですが、冬は、ほとんど訪れる人はなかったです。
 山体崩壊のようなことがあって、堅い岩だけが残ったんでしょうが、隣の山の
天狗と喧嘩して、岩を投げ合ったとかの伝説もあって、面白い土地でした。
超地味ですが、“ロマン”を感じさせてくれる善さげなところでした。

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