「豊稔池堰堤」観音寺市三景 ①
仕事で四国へ行った日の帰り、JR観音寺駅近くに宿を
とり、翌日、レンタカーで周辺を巡ってきました。駅前の
橋を渡るとスグにサニーイン。(市の補助金2,000円)
宿の窓から見える観音寺駅。明日は雨かも・・・。
市の補助金(1,000円)がつくので、プチ贅沢。酒も呑ま
んのに、“ひな バラシ”+とりめし+玉子サラダ。旨し。
宿泊者サービスの飲み物 1品はウーロン茶で。
観音寺市は、香川県の西の端。往路は、新大阪駅から新幹線・岡山経由で2時間ほどでした。
今回巡るのは、豊稔池堰堤・雲辺寺とロープウェイ・高屋神社/天空の鳥居です。
雨も止んで、何とか持ちそうな天気です。まず、第一目標の「豊稔池堰堤」へ。駅前から車
で30分、豊稔池公園に到着。ホっホ~っ、中々の光景ですよ。素晴らしい昭和初期の建造物。
豊稔池堰堤は、堤長145.5m、堤高30.4mの石積みコンクリート造り溜池堰堤で、両端部が
重力式、中央部に5つのアーチと6基の控え壁からなるマルチプルアーチダム。(図は案内板)
クリックすると拡大します
こんな威容の豊稔池堰堤は、大正15(1926)年の起工、昭和5(1930)年竣工、昭和前期における
先駆的なコンクリート造り溜池堰堤として、農業土木技術史上、大変に価値あるものだそうです。
平成18(2006)年に重要文化財に指定され、90年を経た現在でも農地500haの水がめとして現役。
放流(ユルヌキ)は夏季にしか行われないので、放水路(柞田=くにた=川)も干上がっていました。
長い年月によって、表面の石積みに風格がもたらされ、ヨーロッパの古城を思わせますな。
それぞれの控え壁に空いたサイホン式吐出口から放水されるさまを想像するだけで、感動です。
(今回、すべての画像は、クリックすると拡大します。拡大すると迫力倍増??)
放水(ユルヌキ)は夏季に行われるので、今は堰堤の足許まで歩けました。アーチ部を見上げ
ると、アーチと控え壁の構造がよく分かります。こんなのが5つあるのです。足許が滑ります。
これは、多分、放水ゲートを動かすためのものでしょうか。
堰堤の脇から急な石段を登ります。
豊稔池堰堤の上端部に出ました。こうしてみると、やはり溜池ですね。
満々と水を湛えた豊稔池。先人の水への思いの結集。四国には、こうした溜池が多いですね。
鉄道大臣の題字による「豊稔池碑」。下の橋よこの案内板と竣
工日が4ヶ月ほど違ってるけど、まあ気にすることもないですね。
堰堤の突端部。柵があるけど、見た目にも危険そうで、立入禁止になっていました。
上の道(県道9号線)の豊稔大橋からの光景。(県道側から堰堤上部への通路は閉鎖中でした)
のりあいバスは、平日(2往復)しかなく、観光には無理ですね。
豊稔池堰堤を中心とした下の公園から、1時間あれば堰堤の
上部に往復可能。(豊稔池ダムファン倶楽部作成の案内図を借用)
不定期に実施される夏の“ユルヌキ”。(香川県観光協会公式HPより)
この時季に行きたかったのですが、今年は、コロナで中止でした。
(2020/9/30撮影)
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