ミニピラミッド? 史跡「頭塔」
12月13日(日)は、奈良マラソンの日でしたが、ほとんどのバスが交通規制で運休しているなか、近鉄奈良駅から歩いて、破石町の「ホテル ウェルネス 飛鳥路」をめざしました。
市内循環バス「破石町」バス停のすぐ前、マラソンコースからほんの少し奥まったところが、めざすホテルの玄関です。このフロントで「頭塔見学」を申し込み、案内パンフレットをもらって、奥の駐車場に進むと、妙な“石積み”が見えてきます。
この妙な土塔?が「頭塔(ずとう)」です。大正11(1922)年に国の史跡に指定されたそうです。
「頭塔」は、一辺32mの石積み基壇上に7段の階段状の石積みが築かれています。
五重塔と同様、仏舎利(釈迦の骨)を納める仏塔と考えられ、もとは、第1・3・5・7の奇数段に、各面11基ずつの石仏が配置されていたと云います。
現在の姿は、平成12(2000)年に復原したもので、発掘調査の結果を踏まえて、石積みを修復し、埋まっていた石仏を露出展示するために、鞘堂を設けるとともに、見学デッキも整備されています。
「頭塔」の南西側は、以前のままに近い、土盛りのまま残されています。ちょっとした古墳のように見えます。
史跡「頭塔」へは、近鉄奈良駅から歩いても25分くらい。市内循環バス「破石町」停すぐです。ホテル ウェルネス 飛鳥路のフロントで協力金(300円)を納めると入口を教えてくれます。下の写真は、フロントでもらったパンフレットを撮ったものです。
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