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2014年2月 3日 (月)

「貨物鉄道博物館」 もある三岐鉄道三岐線 <1>

 毎月、近鉄特急で桑名まで行くのですが、途中、通過する駅の隣ホームに黄色い電車が停まっているのが気になっていました。この日ようやく、それに乗って、藤原岳の麓をめざすことにしました。

 三岐(さんぎ)鉄道三岐線は、近鉄富田(とみだ)から西藤原までの26.5kmを45分程で結んでいる鉄道で、もともとは、貨物(セメント)輸送が主体なんだそうです。狭軌の単線ですが、旧西武鉄道の大型車両(2~3両編成)が入っています。運転間隔は、区間運転を含めて、ほぼ30分に1本程度です。   
 

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  近鉄とホームを共用してるのに、三岐線ではPiTaPa等のICカードが使えないため、一旦、自動改札を出て、出札口で三岐線のきっぷを買って、ホームへ戻って来なければなりません。 

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 例によって、1日乗り放題パスを買いました。これ、北勢線(2003年に近鉄から譲り受けたナローゲージ路線。以前に乗車済)にも共通で乗れるのですが、ま、それ、あんまり意味がなさそうです。
  
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 近鉄富田を出てすぐ、右にカーブするのが近鉄名古屋線、三岐線は、左に進みます。
  
  
 
  
 
  

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  単線なので、あちこちで交換しますが、発車が素早いので、撮影に余裕がありません。 

全ての駅に誤出発防止の安全側線が整備されていて、いわゆるCTC(列車集中制御)なので、上り下りの電車が同時に入って来れるようになっているそうです。それで、運転士が出発信号が赤の時に電車を出発させて、安全側線に入って脱線、と云う事故があったとのこと。少なくとも、正面衝突にはならんようにしてあるんや。 
   
 
  
 
 
 
 
  

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  うっすら雪をかぶった藤原岳の麓をめざします。高架道路は、東名阪道(四日市JCT付近)。
 

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  車両基地横を保々(ほぼ)駅へ進みます。もともとが貨物輸送主体の鉄道なので、電気機関車の姿も見えます。

  
  
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 貨物列車と交換する駅では、ずいぶん長い交換用線路があります。そらそうやなぁ。
  
  
 
   
   

  
  
 
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  車内は高校生がそこそこ。こんな車内でスマホを触っているのを咎めるオバサンがいたのにはビックリ。通話もしてないのにねぇ・・・。大変迷惑したと怒って、運転手にもエライ剣幕で文句を云うてはりました・・・。

  なお、通学時間帯には、近鉄富田駅に近ずくと、満員ラッシュになるんやとか、ふぅ~ん。
  
  

  
  
  
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  藤原岳を正面に快走。北勢線と違って直線区間が長いので、最高70kmぐらい出てました。
  
  
  

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 丹生川駅。ここに「貨物鉄道博物館」がありますが、あえて下車せず、終点に向かいます。 
 

  
  
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  右に見えるのが、どうやら、「貨物鉄道博物館」のようですな。

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 伊勢治田(いせはった)駅です。線路の右に、広大なヤードが広がっています。 
貨車を行き先別につなぎ替えたりしたんでしょうね。
  
  
 
  

 
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 昭和6(1931)年開設の三岐鉄道は、当初、三重県(四日市)と岐阜県(関ヶ原)を結ぶ計画であったそうな。藤原岳山麓から採れるセメント製品を輸送するのが目的で、当時も今も、筆頭株主は小野田セメント(現・太平洋セメント)です。

 いまや全国で、セメント輸送をしている私鉄は、もう、この三岐線だけになったそうです。 

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 ここまで来ると、3両の電車に乗客は、多分、2人。終点まで、あと3駅・・・。
  

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  貨車が目立つようになりました。この先に大きなセメント工場があるのです。
  

  
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  東藤原駅です。
 
 

  
  
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  セメント工場の構内をかすめるように進みます。右側の線路は、セメント工場への引込線です。 
  
 
 
 

  
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 終点、西藤原駅が見えてきました。
 
  
  

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  終点で降りたホームの隣には、電気機関車やSLが停まっていました。これも保存展示中の車両です。

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  丹生川の 「貨物鉄道博物館」 のほかに、この西藤原駅には、「ウィステリア鉄道」と云うボランティア組織があり、ホーム端を含む駅前公園で、三岐鉄道開業時に活躍したSL102号と三岐通運のディーゼル機関車、中部国際空港用の土砂輸送に活躍した電気機関車を展示しています。

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 右下に見えるのが、ミニSL、ミニ新幹線用の線路で、転車台も見えています。

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  毎日曜日には、この公園内で、ミニSLやミニ新幹線を走らせるイベント(乗車無料)が開催されるんやそうな。ウィステリアと云うのは、いなべ市に合併する前の旧藤原町の町花(藤の花)の英語に因んだものとのこと。
 
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 西藤原駅の駅舎。

  

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  しかし、なんかあるやろ、と思ってたのに、何もない。腹へったなぁ。鶴橋の駅コンでおにぎりを買うといて助かった・・・。


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コメント

こんにちは^^

お天気がよく、藤原岳も綺麗に見えていますね。
近くに居ながら、こんなに味のある路線だったとは知りませんでした。
もう少し暖かくなったら、のんびり乗ってみたいです^^

それにしても、終着駅に何もないのはちょっと寂しいですね^^;
名物のお店なんかがあればもう少し利用する人も増えそうですが…。
お弁当持って公園でピクニックというのがよさそうかな?^^

こんばんは。

5年ほど前に三岐線に乗るために出掛けたことを懐かしく思い出しました。
東藤原から西藤原までの最後の1区間が、まったく別路線のような風景に
なったのが印象的でした。
帰りは伊勢治田から15分ほど歩いて、北勢線の阿下喜駅へ抜けました。
楽しいミニトリップだった印象が残っています。

おはようございます。

三岐鉄道三岐線の旅、楽しそうですね。

自分も一度、訪問してみたいです。

ところで、南太郎さんが乗車されている電車も含めて、三岐鉄道の車両はすべて元西武鉄道の車両なのですよ。

車内でスマホを触り倒している若い子には、本当に呆れpoutますね・・・。

こんにちは
三岐鉄道何回か乗りましたがのんびりして楽しい路線ですね。
終点の西藤原駅は藤原岳登山の人たちが利用していますね。
北勢線の阿下喜駅までプラプラ歩いて北勢線で帰るのがおすすめです。

NOMさん、
いかさまさん、
京阪快急3000さん、
ポンポコたんさん、

 みなさん、コメントありがとうございます。
昨年、北勢線と内部・八王子線(四日市市と近鉄の交渉がまとまって何とか存続決定)には乗ってきたのですが、未だだった三岐線をようやくクリア出来ました。三岐線は、セメント輸送のお陰で元気なんでしょうね。
 
 北勢線の阿下喜駅と三岐線の伊勢治田駅とは、比較的近いらしく、どっちかが不通になったとき、振替乗車していたと聞きましたが、用事が待っていて時間がなく、歩けませんでした。
 「ウィステリア鉄道」のイベントもあるし、「貨物鉄道博物館」もオープンしているので、ホントは、第一日曜に行きたいとこですね。それに、ひょっとしたら、NOMさんのワーゲンバスカフェ「CAFE f.t.」が桑名の近くでオープンしているかも知れませんしねぇ。

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