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2013年4月16日 (火)

南海 「汐見橋線」 は 高野山行き、高野鉄道の名残り

 

 

 さて、ちょっと鉄ちゃんのケのあるところで、南海電車の「汐見橋線」です。

 

  南海電車の「岸里玉出」(きしのさとたまで)駅は、もともとは、「岸の里」と「玉出」と云う二つの駅を
高架化に際して統合したものです(平成5年)。それ以前は、本線を跨ぐ形で高野線の線路があり、それに現在の
「汐見橋線」も入っていました。(昭和4年に高野線がなんば発着になる以前は、汐見橋-高野山が高野線本来のルート)

  この駅は、南海本線と同高野線の分岐点で、1番・2番が高野線、3番・4番が本線になっています
が、なんば方面(上り)は、ホームのない通過線(急行用)があるため、その隣にポツンとある「汐見橋線」
のホームは6番線になっています。
   

 

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  二両編成の「汐見橋線」ワンマン電車は、僅かな乗客を乗せて、単線を入っていきます。でも、ほんの少し先では複線です。現在、「汐見橋線」は、このひと編成が、30分毎にシャトル運転しています。この二両は、かつて高野山(極楽橋)へ行っていた登山仕様・17m級“ズームカー”のワンマン改造車だそうです。

  

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  途中の駅は、西天下茶屋、木津川など4つ、終点の「汐見橋」駅まで、4.6km、所要時間は、約10分です。 



      

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  現在、木津川駅の左手は、倉庫だらけですが、かつては、このあたりで貨車から船に積み替えていたそうです。



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  右手から、阪神高速のランプが降りてきています。

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  右手の、赤地に黄文字の看板のある会社は、終戦前の『芦原国民学校(難波第三尋常小学校)』の建屋の一部を今も使っているそうです。それはそうと、看板の赤地の部分がかなり色褪せて見えましたな。

    

 

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 終点、「汐見橋」に入線。 

なんばや大阪ドームから、そう遠くない(徒歩15~20分圏内)、大阪市内中心部のターミナル駅としては、
なんとも寂しい光景ではありますなあ。

  



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 「汐見橋」駅は、明治33年に、道頓堀(汐見橋)-堺東間を開通させた高野鉄道の始発駅で、昭和4年までは、高野山方面へ向かう電車がここからでていたそうです。

 
 現在も、改札の上に掲出されている、昭和30年台の南海沿線観光案内図(傷みがひどい)が、その面影を主張しているようで、いじましくもありますなぁ。 


 

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    クリックすると拡大できます。



 
  

 

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 現在、「汐見橋」駅は、大阪地下鉄と阪神なんば線(近鉄と相互乗入)の「桜川」駅の乗換駅となってはいますが、利用者はまばらで、10年ほど前は20分毎だった電車も30分毎に減っています。一説によると、阪神なんば線も当初は「汐見橋」とする計画だったのが、地下鉄に合せて「桜川」に最終決定したとのこと。それで南海も「桜川」に改称する動きがあったそうですが、結局、動かなかったんでしょうな。


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 新幹線の新大阪駅と関西空港とを結ぶ、地下鉄“なにわ筋新線”計画との相互乗入構想で、この汐見橋線が再度、脚光を浴びるかとの想定も、あったそうです。しかし、なんばの拠点開発にこだわる南海の方針転換によってか、なんば駅経由案が急浮上、それは霧散したようですヮ。

  

   

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